我が家の常備スキンケアアイテムであるホホバオイル。
愛用しているのはナチュラルオーケストラのオーガニックホホバオイルですが、ホホバオイルとして一番知名度が高く、人気もあるのは無印良品のホホバオイルではないでしょうか。
無印良品のホホバオイルは精製されていて無色透明のタイプ。
お値段も200mlで2,490円とお値段的にも非常に使いやすいです。一方オーガニックのホホバオイルであるナチュラルオーケストラのホホバオイルは未精製で200mlで10,000円とお値段が3倍以上違います。
同じホホバオイルでもどの辺が違うのか使用感も含め比較してみることにしました!
この記事の目次
ホホバオイルの使い方
ホホバオイルは、全身どこでも使えるオイル。
顔や身体の他髪の毛にも使えますし、使うシーンもお風呂上りで家族全員で使ったり、スキンケアの最後に使ったり、化粧水をつける前にブースターとして使ったり、更にはクレンジングにも使えるという万能スキンケアアイテムです。
また、「ニキビ肌の方に絶対使って欲しいホホバオイルです!」の記事で詳しく書いていますが、私の場合は特に大人ニキビができてしまった時やできそうな気配を感じたときに愛用しています。
ニキビ肌以外でも、普段のスキンケアで保湿が足りないな・・・感じたときに顔全体に2~3滴使用したり、子供のカサカサ肌や汗疹ができた部分にポイント使用したりしています。
無印良品のホホバオイルは精製されたオイル
今回比較するために購入した無印良品のホホバオイルは精製されたもの。南米・ペルーなどにある農園で農薬を使用せずに栽培されたホホバ種子を圧搾法で絞った化粧品用のホホバオイルです。香料や着色料は加えられておらず、無色透明で無香のオイルとなっています。
ホホバオイル、精製・未精製の違い
ホホバオイルは精製済み、未精製があり、未精製状態だと黄金色で少し香ばしいような香りがします。
また、精製されたホホバオイルは保湿成分であるワックスエステルはしっかり残りますが、栄養成分であるビタミンA,D,Eやアミノ酸、ミネラル等はほとんど失われてしまっています。
一方、未精製のホホバオイルは、ビタミン類やアミノ酸、ミネラルも残った状態のホホバオイルです。精製されたクリアなホホバオイルの方が価格が安く品質は安定していますが、栄養成分は低め、未精製の黄金色のホホバオイルは価格も高く、品質はばらつきがあるかもしれませんが、栄養成分はたっぷり入っています。
未精製と精製のホホバオイル使用感の違い
実際に未精製と精製済みのホホバオイルを使い比べてみました。
無印良品のホホバオイルは精製済み、ナチュラルオーケストラのホホバオイルが未精製のホホバオイルです。
- 1:色
- 一番わかりやすいのは色味です。これはボトルだけ見ても明らかに未精製のものは黄金色のオイルなのでわかりやすいですね。
- 2:香り
- 香りは精製されたものは基本的に無臭で香りを感じることはありませんが、未精製の黄金色は香ばしいような独特の香りがあります。ゴマ油のようなバーベキューの炭のようなと表現する方もいます。個人的には嫌な香りではないのですが、独特の香りなので未精製のものは香りについては好みが分かれると思います。
一部精製済みの無印良品のホホバオイルでカメムシのような匂いがするという方もいるようですが、基本的に精製済みのホホバオイルは無臭でほとんど香りを感じることが無いので、もし精製済みのクリアなホホバオイルで香りが気になるという場合は品質に問題がある(不良品)と考えて良いかと思います。
- 3:肌への浸透力
- 肌への浸透力については、少し塗っただけでは余り違いは感じないのですが、未精製のホホバオイルの方は重ね付けしても肌へどんどん吸い込まれてく実感が強いので、肌への浸透力は未精製のホホバオイルの方が高いという印象です。
とはいえ、ホホバオイル自体が肌と馴染みやすいオイルですので、肌への浸透力はあまり違いを感じないと言う人の方が多いのではないでしょうか。 - 4:ニキビなどへの効果
- 個人的に一番違いを感じるのが、ニキビなどへの効果、「反バクテリア作用」です。ホホバオイルは無印良品のホホバオイル含め、精製済みのものは様々なスキンケアアイテムに配合されています。無印のホホバオイルもですが、これまで精製済みのホホバオイル、及びホホバオイル配合のスキンケアでニキビが明らかに改善したことはありませんでした。
けれど、未精製の黄金ホホバオイルはニキビができたときにポイント的に使用すると、明らかにニキビ肌が改善されるのを感じています。
個人の体験ではありますが、ニキビ肌には未精製のホホバオイルがあっているのではないでしょうか。
未精製と精製済みのホホバオイルの使い分け
このように、使用感については違いがあり、やはり高品質の未精製ホホバオイルが個人的にはおすすです。
とはいえ、ナチュラルオーケストラのホホバオイル含め、未精製のホホバオイルはお値段が非常にお高いのが難点です。
価格 | 栄養成分 | 保湿・浸透力 | 香り | ニキビケア | |
精製済み(無印良品) | ◎ | ✘ | 〇 | 〇 | 〇 |
未精製(ナチュラルオーケストラ) | ✘ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
無印良品のホホバオイルとナチュラルオーケストラのホホバオイルの価格の違い。
無印良品ホホバオイル | 50ml 890円 (16円/ml) |
100ml 1,590円 (16円/ml) |
200ml 2,490円 (12円/ml) |
ナチュラルオーケストラホホバオイル | 34ml 3,000円 (88円/ml) |
102ml 8,000円 (78円/ml) |
210ml 10,000円 (47円/ml) |
※ナチュラルオーケストラは102mlは34ml×3セットの金額です。
無印良品のホホバオイルは、小さ目のサイズでも16円/ml、一番大きい200mlサイズだと12円/mlですが、ナチュラルオーケストラのホホバオイルは一番小さいサイズだと、88円/ml、一番大きいサイズだと47円/mlと倍近く1mlのお値段が違うので、大きいサイズを購入するのが間違いなくお得です。
私の場合も最初だけは肌との相性を見るためにお試しサイズの34mlを購入しましたが、それ以降は一番大きい210mlをリピート購入しています。
個人的なおすすめの使い方も書いておきますね。
無印良品(精製済み)のホホバオイルおすすめの使い方
- 顔・全身広範囲の保湿
- 髪の毛先のパサつき対策
- クレンジング
- 化粧水前のブースター
無印良品の精製済みホホバオイル(クリア)は、お値段もお手頃で使いやすいので、顔や全身広範囲にしっかり使うのがおすすめです。
クレンジングや化粧水前のブースターとしても使ってみてお肌に合う方は普段使いに使いやすいのではないでしょうか。香りもないので、髪の毛にも使いやすいです。未精製のものに比べアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養成分は失われていることが多いので、主にワックスエステルの保湿効果を目的に使うアイテムです。
ナチュラルオーケストラ(未精製)のホホバオイルおすすめの使い方
- 特に乾燥が気になる部分へのポイント保湿
- 髪の毛先のパサつき対策
- クレンジング
- 化粧水前のブースター
- お顔のオイルパック
- ニキビ・吹き出物ケア
ナチュラルオーケストラの未精製ホホバオイル(ゴールデン)は広範囲に使うためにはコスパが悪いのですが、保湿力は精製済みのホホバオイルよりも高め。ですので特に乾燥が気になる部分にポイント使いでしっかり使用するのがおすすめです。
香りは使用時はやや香ばしいようなホホバオイル独特の香りがしますが、肌につけてしばらくすると香りは気にならなくなります。ただし、髪の使う場合は香りが気になるという方がいるかもしれません。
クレンジングや化粧水前のブースター、お顔のオイルパック等美容目的で使うにも非常に適しています。保湿成分であるワックスエステル以外にも、天然トコフェロール、アミノ酸、ミネラル、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEが豊富に含まれているので、保湿だけではなくお肌にもしっかり栄養を与えることができます。
また、ニキビや吹き出物ケアにも使える万能感の高いアイテムです。
ホホバオイルの購入先
未精製、精製済みホホバオイルそれぞれ使いやすさ肌への効果など違いがありますが、それぞれの特徴を知った上で使い分けると本当にお肌には欠かせない万能スキンケアアイテムになること間違いなしです!
今回私が比較した無印良品のホホバオイルとナチュラルオーケストラの購入先もご紹介しておきますね。
ナチュラルオーケストラは公式サイトで購入できます。公式サイト以外では購入できる場所は今のところ見当たりません。
購入先
NATURAL ORCHESTRAの高品質「オーガニックホホバオイル」
無印良品のホホバオイルは、もちろん無印良品の店舗で購入可能です。ネット通販を利用する場合は、無印良品の公式ネット通販だと送料が高めにかかってしまいます。
そこで、私はロハコで無印良品のホホバオイルを購入しています。
購入先【ロハコ】無印良品 ホホバオイル
ロハコは配送も早いですし、1,900円以上で基本配送料無料なので、使い勝手が良く便利ですよ。