以前seventh generation(セブンスジェネレーション)というオーガニックな無添加・無漂白の紙おむつについて少し記事を書きました。
参考seventh generation(セブンスジェネレーション)の紙おむつ、すごく気になっています!
その時は娘ちゃんも既にオムツは卒業しており、使う機会は次の子が産まれたらだな~とぼんやり考えていたのですが、第二子に、念願の無添加オーガニック紙おむつを使ってみることにしました!
クーナセレクトさんという赤ちゃん用品のセレクトショップで取り扱いがあったものなのですが、今回セブンスジェネレーションを見ていると、別のナチュラル系紙おむつ、デンマーク生まれの「BAMBO NATURE(バンボネイチャー)」という紙おむつも発見したので、こちらも併せて購入。
元々上の子の時はずっとパンパースを使用していたので、日本が誇る高機能紙おむつパンパースとseventh generation(セブンスジェネレーション)、BAMBO NATURE(バンボネイチャー)を比較してみました^^。
特に経皮毒などが気になるママさんは、布おむつにしたり、なるべく化学物質を含まない紙おむつを探されていると思いますので、海外の無添加オーガニック紙おむつ、ナチュラル系オムツに興味のあるママさん向けにまとめてあります。
この記事の目次
紙おむつやナプキンで気になる経皮毒とは
まず、そもそも日本の紙おむつは世界的に超機能的で優秀だと言われているのに、なぜ私が海外の無添加オーガニック、ナチュラル系紙おむつを使ってみたいと思っていたのかといいますと、「経皮毒」がちょっと気になっていたからです。
この経費毒は日常使うシャンプーやボディソープなどの洗浄成分(主に界面活性剤など)やナプキン、紙おむつの化学物資が皮膚を通じて(経皮)体内に取り込まれてしまい身体に悪影響を及ぼすという考えですが、科学的には証明されていません。
そのため、トンデモ科学と言われたり、デマだという声も多いんです。
私自身、ネット上に出回っている経皮毒に関する情報はデマだと感じる部分が実際多いです^^;。(信憑性がある内容ももちろんあります。)
例えば、経皮毒を調べると必ずといってもいいほど出てくる、「出産時に羊水からシャンプーの香りがした・・・」という都市伝説については全く信じてません^^;。
正しい、正しくないの判断は私にはできませんが、個人的な感覚として「経皮毒は一部ではありえる」と感じているので、ナプキンや紙おむつ、シャンプーやコスメ類など肌に直接つけるものは、無理のない範囲で化学物質を排除できるに越したことはないというのが私の判断です。
今回私が試しているseventh generation(セブンスジェネレーション)とBAMBO NATURE(バンボネイチャー)の紙おむつはどちらも極力科学物質を排除して作られているものですので、布おむつ派のママさんや手軽に化学物質を排除した紙おむつが使いたいというママさんはそれぞれの使用感などチェックしてみてくださいね。
seventh generation(セブンスジェネレーション)の紙おむつ
まずは、seventh generation(セブンスジェネレーション)の紙おむつ。
こちらはアメリカの自然派紙おむつで、紙おむつ以外にもナチュラル系の洗剤なども取り扱っているブランドです。
seventh generation(セブンスジェネレーション)というブランド名は「どんなことでも、7世代先のことを考えて決めなくてはならない」という、アメリカ先住民の言い伝えから付けられています。
無添加・無漂白を謳っていてとってもシンプルな紙おむつ。
使われている素材は以下の通りです。
(今回比較したパンパースの素材も調べようと思ったのですが、公式サイトなどには載っておらず、今度実物を購入したらパッケージに書いてないかチェックしてみます^^;)
紙おむつのメインとなるパルプも塩素フリーのものが使用されおり、無漂白、吸収剤としては天然由来の吸収性ポリマーが使用されています。
seventh generation(セブンスジェネレーション)使用感
まず、届いた時点でパッケージには空輸時に破裂するのを防ぐために穴が開けられていました。(クーナセレクトさんのサイトでも注意書きあり)
新生児用(4.5キロまで)は36個入りで2,450円(税別)。
パンパースだと例えば84枚入りで1,609円(2016年6月14日amazonでの価格)で新生児用のお高めのタイプが売ってあるので、セブンスジェネレーションの紙おむつはかなり割高です。
36個と日本で一般的に売られている1パッケージの量より少な目(新生児用としては)だったので、パッケージも小さ目でコンパクトです。
パッケージには無漂白、高い吸収力、敏感肌のため~といった表示がありました。
開ける部分は日本の紙おむつパッケージ同様切り込みが入って開けやすくなっています。(海外ものって結構開け方が大雑把に設定してあるものが多いいのですが、こちらは開けやすかったです。)
無漂白なので、一般的な白いオムツに比べるとやや茶色い色をしているのがわかります。
以前は無地だったようですが、最近になってかわいいイラストが印刷されているタイプに変わったようです。
セブンスジェネレーションのおむつを広げてみたところ。
パッと見の作りは一般的な紙おむつと変わりません。
テープタイプ。
ギャザーも足回りにあって横漏れを防止してくれます。
実際にセブンスジェネレーションの紙おむつは既に1パック使い終わりましたが、使い勝手は日本の一般的な紙おむつと遜色ありません。
ギャザー部分がやや弱めに感じたのですが、横漏れも一切ありませんでしたし、テープもしっかり留まりました。
ちょっと気になったのは、全体的に紙質が固めなので、お腹の部分に当たるところがちょっと固くて肌の弱い子だとすれてしまうことがあるかもしれないと感じました。(うちの子は全く問題なく使えました。)
お腹にフィットするようにやや波状にカットしてあるのでフィット感は良さそうでした。
そして、何よりセブンスジェネレーションの紙オムツと一般的な紙オムツとの違いは、「臭い」です!
日本のパンパースなどの一般的な化学ポリマーが使用されている紙オムツは、おしっこなどが出た後に独特の匂いがします。(おしっこやうんちとはまた違うオムツ独特の匂い・・・気になる人には気になる匂いです。)
でも、セブンスジェネレーションのおむつは、おしっこやうんちが出た後に丸めた状態のものから全くあのオムツ独特の匂いがしないんです・・・。
ほんとに無臭といってもいいほど匂いがしないのは驚きました。
これはオムツ独特の匂いが苦手な方にとってはすごくありがたい特徴かもしれません。
私自身、セブンスジェネレーションのオムツを使う前までは、紙オムツが放つあの独特の匂いは「こんなもの」と気にしていなかったのですが、セブンスジェネレーションのオムツを使ってからは逆に気になるようになってしまいました^^;。
BAMBO NATURE(バンボネイチャー)の紙おむつ
そして次にBAMBO NATURE(バンボネイチャー)の紙おむつです。
こちらはデンマーク生まれのエコフレンドリーな紙オムツで、塩素、石油、香料、重金属などを一切含まない、身体に優しい素材のみで作られています。また、主原材料が純粋な天然木材パルブなので、使用後は土に還るという地球に優しいエコ製品であることも特徴的。
無漂白ではありませんが、「低温酸素漂白技術」という最新技術により、漂白による殺菌性は保ちつつ、残存化学物質の多くを除去(通常の漂白に比べて、残存化学物質を97.39%除去)しているそうです。
このバンボネイチャーは1号New Born(2~4キロ用)、2号Mini(3~6キロ用)と新生児向けのサイズが2種類あったので、1号と2号両方購入してみました。
1号は28枚入りで、2,900円(税別)。
2号は30枚入りで、2,900円(税別)。
セブンスジェネレーションより更に割高です^^;。
BAMBO NATURE(バンボネイチャー)の紙オムツ使用感
バンボネイチャーも空輸時の破裂を防ぐために穴が開けられていました。
開け口も切れ目が入っていて日本のものと同じように開封できます。
絵柄はテープで止める部分にちょこっと。
サイズによって描かれているイラストが違うようです。
バンボネイチャーのオムツを広げてみたところ。
一番小さい1号サイズですが、全体的に幅広です。
こちらもやはりテープタイプ。
ピタッと留まるのでこちらもストレスなく使用できました。
ギャザー部分はセブンスジェネレーションに比べるとしっかりギャザーかと思いましたが、実際使用してみるとちょっとごわつきを感じました。
お腹に当たる部分はパンパースなどに比べると固めですが、問題ない柔らかさ。ただやはり幅広で一番小さい1号でもテープが重なるくらいピシッと留めないと緩い感じがしました。(使用時の赤ちゃんの体重は3.5~4キロ)
セブンスジェネレーションで一番感じた匂いについては、バンボネイチャーはややオムツ特有の匂いがしました。
また、何度も書いていますが全体的に幅広で一番小さい1号でもちょっと大きいと感じてしまいました。
無添加ナチュラル系オムツ2種とパンパースの比較
無添加ナチュラル系紙オムツ、セブンスジェネレーションとバンボネイチャー、そして日本の一般的なオムツであるパンパースとの比較をまとめてみました。
それぞれのサイズは以下の通りです。
パンパースは新生児サイズ
セブンスジェネレーションは新生児用:目安の体重~4.5kg
バンボネイチャーは1号:目安の体重2~4kg。
全て新生児用ですが、大きさ的にはセブンスジェネレーションが一番ぴったりな大きさでした。
写真では同じくらいの大きさに見えますが、パンパースはやや大きめ、バンボネイチャーはかなり大きめに感じました!
5個重ねた嵩をくらべるとパンパースが一番高い状態になりました。一番空気を含んでふわふわしているのはやはりパンパース。セブンスジェネレーションとバンボネイチャーはふわふわ感はあまりなかったです。
特徴をまとめるとこんな感じです。
価格 | 匂い | 柔らかさ | 吸収力 | 大きさ | ナチュラル度 | |
パンパース | 1枚約19円 | × | ◎ | ◎ | 普通 | × |
セブンス | 1枚約68円 | ◎ | △ | ◎ | 大きい | ◎ |
バンボ | 1枚約103円 | △ | ○ | ◎ | 小さい | ○ |
ナチュラル系の紙おむつは自然にも肌にも優しいのですが、一番のネックはお財布に優しくないということですね^^;。
セブンスジェネレーションとバンボネイチャーを比べると、お値段がバンボは非常に高いということもありますが、個人的にはセブンスジェネレーションの紙おむつの使用感がベストでした!やや固さがあるものの、それ以外の使用感はパンパースなどと変わらず、次リピートするならセブンスジェネレーションの紙おむつですね^^。
以上、ずっと試してみたかったオーガニックナチュラル系の方におすすめの紙おむつについてまとめてみました!
無添加・無漂白のナチュラル系紙おむつに興味ある方は販売サイトのクーナセレクトさんのサイトをチェックしてみてくださいね。
seventh generation 詳細seventh generation(セブンスジェネレーション)
BAMBO NATURE詳細BAMBO NATURE(バンボネイチャー)