2013年、ウェリナオーガニックが誕生してまだ間もないころに出会ってから既に10本以上リピート使用している、溺愛中のウェリナの化粧水Clearvery Moist(クリアヴェリーモイスト)。
その抜群の保湿力と使用感、オーガニック成分へのこだわりについてはこのブログでも何度も書いているのですが、今回ウェリナ化粧水の成分についてもっと詳しく徹底的に調べてみようと思い立ち記事にすることにしました。
普段オーガニックナチュラル系のコスメの使用が非常に多いものの、成分にはそんなに強いこだわりはないのですが、このウェリナの化粧水に関しては成分も本当に非の打ちどころがないと思っていますので、その思いを確信するために調べてみました。
冒頭にウェリナの化粧水成分を徹底的に調べてみようと書きましたが、そんなことを思いついたのも、このウェリナの化粧水Clearvery Moist(クリアヴェリーモイスト)の成分が非常にシンプルだということがまず前提にあります。
ボトルに表記してある成分をパッと見てもわかる通り、一般的な化粧水と比べてとてもシンプルかつ植物エキスが中心なので、これなら頑張れば全成分を徹底的に調べることもできるかな・・・と思い立ったのです。
そして、何よりこのウェリナの化粧水Clearvery Moist(クリアヴェリーモイスト)を愛してやまないがために、成分についても全てをもっと詳しく知っておきたいと思ったということもあります。
ということで、ウェリナの化粧水Clearvery Moist(クリアヴェリーモイスト)の全成分を一つ一つ調べてみました!
公式サイトウェリナ(WELINA)の化粧水Clearvery Moist(クリアヴェリーモイスト)
ウェリナ(WELINA)化粧水成分全てを徹底的に調べました
文字が多くて恐縮ですが、気になる成分だけでも拾い読みしていただければ幸いです。
基本的にコスメ・スキンケア商品は成分の配合が多いものから表示する決まりがありますので、特に前半部分の成分がウェリナの化粧水のメイン成分であり、特徴的な成分です。
●水(ハワイアン海洋深層水由来)
ウェリナのスキンケアラインの大きな特徴でもある、ハワイアン海洋深層深層水由来の水。
配合されている水は全て、約2000年もの時をかけ北極圏から深層海流としてハワイ島沖で採取される海洋深層水のみです。
この海洋深層水、環境汚染、化学汚染が始まる以前の地球上で最も汚染の少ない水と言われており、肌への浸透性が高く、人体に限りなく近いと言われるミネラル成分が豊富に含まれています。
ハワイアン海洋深層水は人体に限りなく近いミネラル成分が豊富ということですが、イメージとして人間の血液にとても近いミネラルの割合なんだそうです。
安全性が高く更に飲料水としても重宝されており、冷え性、便秘、美肌、貧血などにも効果的と非常に貴重な水です。
●グリセリン
グリセリンは無色透明のシロップ状の液体で、匂いがなく、甘みがあります。(ウェリナの化粧水も口に入るとやや甘みがあります)
保湿系スキンケア製品のほとんどに配合されているといっても過言ではない非常にポピュラーで安全性の高い保湿系成分です。
なおグリセリンは石油由来と植物由来どちらもありますが、ウェリナのスキンケアラインの成分は全て植物由来の成分ですので、ヤシの実由来であると考えられます。
尚グリセリンに関しては、ニキビ肌、脂性肌の方には不要な成分であることもあるため、オイル&グリセリンフリー化粧水が間もなく発売開始予定だそうです!⇒オイル・グリセリンフリーの化粧水については、以前はオンラインショップのウェリナ化粧水ページに小さく発売予定といった内容が書いてあったのですが、現在はなくなっています。まだ時間がかかるようですね^^;。
●ホホバ種子油
ホホバ種子油は植物オイルの中でもスキンケアに配合されていることが多い成分。
ホホバの実から抽出される黄金色の植物油で、ホホバ種子自体が収穫できる様になるまで最低でも10年程かかるという貴重な実です。
オイル成分のベースとなることが多く、皮脂の成分に似た組成をしているので、皮膚になじみやすく、なめらかで、感触が軽く、肌を柔らかくしっとりさせるエモリエント効果の高いオイルです。
人間の肌にも非常に合いやすい成分で人工心臓の潤滑油に使われることもあります。またアトピーやニキビに対しても使うとおすすめされていることが多いスキンケアとしては非常にポピュラーな成分でもあります。
●ベタイン
ベタイン(別名トリメチルグリシン(TMG))は、ビート(砂糖大根)から分離精製された、化学的に純粋な天然の物質で、保湿力が非常に優れた成分です。
名前のベタインにぴったりなべたべたした成分と私は覚えています^-^。
こちらも化粧品やシャンプーなどに昔から配合されていることが非常に多い、安全性が高い成分です。
●ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸Naも昔からスキンケア製品にはよく配合されいてる成分で、1グラムで6リットルの水を保持することの出来る非常に保水力の高い成分です。
化粧品などの他に、目薬などにもよく配合されており、とにかく肌の保水力をアップさせたい方にはありがたいものです。
皮膚は、表皮・真皮・皮下細胞の順に構成されていますが、ヒアルロン酸は主に真皮で作用する成分となります。
●加水分解ヒアルロン酸
加水分解ヒアルロン酸は分子量が1万以下の低分子ヒアルロン酸の事で、低分子であることによって、従来のヒアルロン酸では期待ができなかった角質層へ浸透させるという事が可能です。
ヒアルロン酸Naは肌の真皮で作用する成分ですが、より低分子の加水分解ヒアルロン酸は真皮の更に奥の皮膚角層にまで浸透するため、より肌の奥の保水力アップが可能となります。
●ククイナッツ油
ククイナッツ油は古来よりハワイの原住民にとって、強い陽射し、潮風乾燥、紫外線などで傷んだ皮膚や切り傷、やけど、それに敏感な皮膚をもつ赤ちゃんの肌の手入れには欠かせないオイルとして親しまれてきました。
近年皮膚科医など専門家の研究が進み頑固な湿疹、にきび、乾燥肌、あかぎれ、ひび割れにも大変効果があると臨床的にも報告されている原料です。
肌への浸透性が非常に高く馴染み易い上にベトつきが殆どないため「オイルが苦手な方」にも使いやすいオイルです。
アトピー肌の方にも低刺激で使いやすいと人気があるようです。
ウェリナのスキンケアラインで使用されているククイナッツ油は、ハワイのオアフ島原産の自然栽培されたUSDA&HOFAオーガニック認定取得原料です。
●マカデミアナッツ油
ハワイのお土産品としても有名なマカダミアナッツより抽出されたオイル成分です。(ただしウェリナに配合されているマカダミアナッツ油はオーストラリア原産です)
若返りのオイルとして推奨されるなど注目のオイルの最大の特徴は加齢と共に人の皮脂から減少する「パルミトレイン酸」を20 %以上も含んでいること。
ハワイ大学の環境バイオ化学研究所のハリー・アコ博士が「最も人間の皮脂の組成に近く植物油の中で最も健康的な油」という分析結果を発表しておりアンチエイジング成分として世界的に注目度が高まっています。
・組成が人間の皮脂に最も近く、オレイン酸はじめ老化と深く関係していると言われるパルミトレイン酸が豊富に含まれている
・単価不飽和脂肪酸の含有量80%以上とオリーブオイルよりも豊富に含まれ、天然の抗酸化作用で活性酸素による崩壊率が少ない
・体の炎症的な変化を軽減し血液中の脂質濃度を下げる働きがあり現代人に不足していると言われるオメガ3脂肪酸を豊富に含む
・トランス脂肪酸を全く含まない
*トランス脂肪酸は、悪玉コレステロール、動脈硬化、心臓疾患、ガン、免疫機能、認知症、不妊、アレルギー、アトピーなどへの悪影響が報告されている。
●アルガニアスピノサ核油
成分表にはアルガニアスピノサ核油と表記されていますが、アルガンオイルのことです。
ここ数年で一気に知名度と人気が高まったオイルで、クレオパトラが最も愛したと言われる黄金の美容液は美肌を誇るモロッコ美女たちによって大切に受け継がれてきた世界でも希少な神秘のオイルは100kgから僅か2〜3リットルしか採取出来ないとっても希少な原料です。
オリーブオイルの4倍ものビタミンEを含み保護能力が肌にハリを与え水分を逃さず保護しながら、なめらかでツヤと透明感のある肌に導きます。
とにかく肌のへの万能オイルとして大人気の成分ですが、値段も高いため、美容液やオイル単体として売られていることが多いのですが、ウェリナでは化粧水にもたっぷり入っています。
●ゼラニウム油
精油・アロマオイルとしても人気のあるゼラニウム油。
ウェリナのスキンケアラインに配合されいているゼラニウム油はフランス原産のものが使用されているようです。
ゼラニウム油にはホルモン系の働きを正常にする機能があるところから、月経前緊張症と、抑うつ症や膣からの分泌物の欠如や重い月経などといった更年期の各種の障害に役立つと言われています。
また、皮脂のバランスを整える作用があるため化粧品としても配合されいていることが非常に多い成分でもあります。
●メラレウカエリシホリア葉油
メウレウカエリシホリア葉油は気持ちを落ち着かせる効果のある、肌への刺激がない非常にマイルドなオイルです。
こちらは主に香料として配合されています。
ウェリナに配合されいているメウレウカエリシホリア葉油はオーストラリア原産のもの。
この成分が配合されている化粧品はすごく珍しく、ウェリナ以外では私は使用したことがありません。
●ベルガモット果実油
ベルガモットはミカン科の常緑高木樹の柑橘類で、爽やかな香りが人気の精油・アロマオイルです。
ウェリナでも香料として使用されています。
ベルガモットとてえば光毒性(肌が紫外線に反応してかゆみ・発赤・シミなどの色素沈着などを引き起こすこと)が有名ななため肌につけた状態で日に当たっていはいけないのですが、ウェリナのベルガモット果実油は毒性と刺激の無い(ベルガプテンフリー)のベルガモット果実油が使用されているので安心です。
●サンショウ果実エキス
山椒の実を抽出精製した植物エキスです。辛さのもとになるサンショオールやサンショアミドを含み、血行を促す効果や抗菌・防腐、収れん効果が得られます。また保湿効果もあると言われています。
ウェリナのスキンケアライン(シャンプーなどもですが)保存料や防腐剤などのケミカル成分は一切配合されていませんので、参照果実エキスが防腐の役割で配合されているのだと思われます。
●スイカズラ花エキス
スイカズラ花エキスは、キンギンカエキス、ニンドウエキス、 ハニーサックル花エキス 等とも呼ばれているエキスです。
漢方などでも使われることがあり、肌への働きかけとしては保湿性、収斂性、抗菌性、抗炎症作用、抗アレルギー作用、
肌荒れ改善作用があると言われている成分です。
●プルサチラコレアナエキス
プルサチラコレアナエキスはプルサチラコレアナの全草から抽出したエキスで、鎮静作用や抗けいれん作用があり、ヨーロッパでは民間薬として使われることもある成分です。
あまり聞いたことがない成分ですが、ナチュラル系のスキンケアやシャンプーに、サンショウ果実エキス、スイカズラ花エキス、グレープフルーツ果実エキスなどと一緒に配合されている成分表を見かけることが多いので、組み合わせ的に合っているのだと思います。
●グレープフルーツ果実エキス
グレープフルーツから抽出されたエキスで、ビタミンやミネラルを豊富に含み、肌に様々な良い効果を与えます。
柑橘系の香りの中では万人受けしやすい爽やかな香りなので人気のアロマです。
以上、ウェリナの化粧水Clearvery Moist(クリアヴェリーモイスト)の全成分を徹底的に調べてみました。
尚、上記の説明の中にもちょこちょこ書いていますが、ウェリナではUSDA&HOFAオーガニック認定取得原料を使用してあり、またウェリナ発足当時からのコンセプト「あらゆるダメージの蓄積ゼロを目指す」に基づき、一切の化学系薬品、保存料、鉱物系原料、副作用の考えられる原料を使用していないことが特徴的です。
成分を徹底的に調べてみて、やはり使用、成分ともに非の打ちどころのない化粧水だと確信しました。使い方としては、別記事オーガニック化粧水(保湿系)ウェリナのクリアヴェリーモイスト激しくリピート中ですなどで詳しく書いていますが、化粧水だけで本当にもちもちになるので、乾燥がよっぽど気になるとき以外は化粧水だけでお手入れが完結してしまうほどです^^;。(オイルもリッチに配合されているので、通常の化粧水と違って与えた水分にしっかり蓋をしてくれます。)
このウェリナ(WELINA)の化粧水Clearvery Moist(クリアヴェリーモイスト)は、私が全力で本当に自信を持って皆さんに一度使って欲しいと思える本当におすすめの化粧水です!!
(尚、乳液も成分はやや違いますが、こちらも素晴らしいので乾燥が本当に気になる方にはセット使いを推奨します。)