公式サイトアロベビーミルクローション
我が家の子供たちの保湿に大活躍している赤ちゃん向けオーガニック保湿乳液の「アロベビーミルクローション」。特に乾燥による乳児湿疹の対策に使用し始めてから、乳児湿疹が一気に改善されましたので、我が家では赤ちゃん・子供の保湿ケアには絶対欠かせない一本になっています。
乳児湿疹の話についてはこちらの記事で詳しく書いています。
参考記事乳児湿疹の悩み、最後に行きついたのがアロベビーミルクローションでした!
アロベビーミルクローションの前にも赤ちゃん用や敏感肌用の保湿クリーム、ローションはいくつか使っていました。けれど目立った保湿効果を感じることができていなかったので、アロベビーミルクローションの成分を徹底的に調べてみて、特にどの成分が特徴的なのかを考えてみることにしました。
肌に合う、合わないは人それぞれなので、アロベビーミルクローションがすべての乾燥による乳児湿疹の改善に役に立つかはわかりません。けれど、私を含め赤ちゃんの乳児湿疹は本当に深刻に悩んでしまうママさん多いと思うので実際に乳児湿疹が改善した情報の一つとして参考にしてみてくださいませ。
この記事の目次
- 1 ALOBABY(アロベビー)ミルクローションの成分一覧
- 2 ALOBABY(アロベビー)ミルクローションの成分をより詳しく
- 2.1 水
- 2.2 グリセリン
- 2.3 オレンジ果実水(オーガニック)
- 2.4 トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル
- 2.5 オリーブ油(オーガニック)
- 2.6 シア脂(オーガニック)
- 2.7 ヒドロキシステアリルアルコール
- 2.8 ステアリン酸グリセリル
- 2.9 ホホバ種子油(オーガニック)
- 2.10 ツボクサエキス(オーガニック)
- 2.11 イタドリ根エキス(オーガニック)
- 2.12 オウゴンエキス(オーガニック)
- 2.13 カンゾウ根エキス(オーガニック)
- 2.14 チャ葉エキス(オーガニック)
- 2.15 カミツレ花エキス(オーガニック)
- 2.16 ローズマリー葉エキス・ローズマリー油
- 2.17 ラベンダー油・ラベンダー花水(オーガニック
- 2.18 カニナバラ果実エキス(オーガニック)
- 2.19 タチジャコウソウ花/葉エキス
- 2.20 キサンタンガム
- 2.21 トコフェロール
- 2.22 ダイズ油
- 2.23 ベヘニルアルコール
- 2.24 セテアリルアルコール
- 2.25 ヒドロキシステアリルグルコシド
- 2.26 ステアロイル乳酸Na
- 2.27 BG
- 2.28 ベンジルアルコール
- 2.29 デヒドロ酢酸
- 3 アロベビーミルクローションはお肌の炎症を抑える成分が多めかも
ALOBABY(アロベビー)ミルクローションの成分一覧
まずは、アロベビーミルクローションの全成分一覧です。アロベビーミルクローションは全成分の99%が自然由来。フランスのオーガニック認証機関「エコサート」の認証を受けているオーガニックアイテムです。
アロベビーミルクローションの公式ページで、主な成分として紹介されているのは
- オリーブ油
- ホホバ種子油
- ヒマワリ種子油
- イタドリ根エキス
- オウゴンエキス
どれも保湿成分として有名で特にオリーブ油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油は赤ちゃん向けの保湿アイテムでよく見る成分ですね。
イタドリ根エキスやオウゴンエキスはオーガニックスキンケアアイテムではよく見る成分ですが、赤ちゃん向けの保湿アイテムの成分としては特徴的といえるかもしれません。
ALOBABY(アロベビー)ミルクローションの成分をより詳しく
それでは、アロベビーミルクローションに配合されている全成分を一つ一つ詳しく見ていきたいと思います!
水
オーガニックスキンケアアイテムでは、水自体も温泉水や海洋深海水、アロエ水、バラ水などが使われることもよくありますが、アロベビーミルクローションの基材である水はシンプルに「水」が使われています。
グリセリン
グリセリンは表皮を保湿するための一般的な成分です。安価で使いやすいのでオーガニックコスメのみならず色々なスキンケアアイテムに配合されています。
オレンジ果実水(オーガニック)
オレンジ果実水は、オレンジの果実から抽出して得られるエキスで収れん作用、保湿作用、皮膚の活性化作用で、肌を滑らかに保ちます。
トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル
ココナッツオイルから抽出されたカプリル酸・カプリン酸の混合脂肪酸とグリセリンのトリエステルで、皮膚の表面を薄く覆い、水分が逃げないよう保湿するエモリエント剤として使用されることが多いです。
オリーブ油(オーガニック)
オリーブ油は、オリーブの熟した果実から抽出されるオイルで、様々なスキンケアアイテムに配合されています。酸化しにくいオレイン酸が主成分(平均82.5%)で、その他リノール酸、パルミチン酸を含有しています。良質の石鹸の原料になるほか、エモリエント効果や肌荒れを防ぐ作用があります。
シア脂(オーガニック)
シア脂(シアバター)は高い保湿効果でスキンケアアイテムやベビー用の保湿アイテムで使用されることが非常に多い成分です。アカテツ科のシアーバターの木の種子の胚から得られる植物性脂肪で、肌の表面に密着した潤いの膜をつくり、水分の蒸散を防いでくれます。
ヒドロキシステアリルアルコール
安全性の高い乳化剤(油分と水分を馴染ませる)としてナチュラル系コスメなどに配合されることが多い成分です。
ステアリン酸グリセリル
こちらは界面活性剤ですが、乳化剤として配合されているようです。安全性も高い成分なので、ナチュラル系スキンケアやベビー向けスキンケアでも良く使われている成分です。
ホホバ種子油(オーガニック)
赤ちゃんから使える保湿オイルとして人気のホホバ種子油(ホホバオイル)、オーガニックのものですが、精製済みのクリアタイプが配合されていると思うので、主にワックスエステルの保湿効果が期待できそうです。未精製のホホバオイルにはアミノ酸やミネラル、ビタミンなどの栄養も豊富に含まれています。
ツボクサエキス(オーガニック)
ツボクサエキスはセリ科の植物であるツボクサの葉から抽出されるエキスです。皮膚修復効果がある伝統的なハーブとして知られており、古くから傷や火傷などの治療にも用いられてきた成分です。
イタドリ根エキス(オーガニック)
イタドリは、北海道から九州まで、国内に広く生育している植物です。名前の「イタドリ」は「痛取り」から来ており、傷口に塗ると痛みが取れる薬草として重宝されてきた植物です。そのイタドリから抽出したイタドリ根エキスは、肌荒れや炎症を押さえてお肌を整えてくれる成分として使用されています。
オウゴンエキス(オーガニック)
オウゴンエキスは実は育毛剤にもよく配合されている成分ですが、抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗菌作用、収れん作用などがあり、アロベビーでも肌の炎症を抑える成分として使用されています。
カンゾウ根エキス(オーガニック)
カンゾウ根エキスは「甘草」という植物の根から抽出されたエキスで、古くから生薬として使用されてきた成分です。根の部分にグリチルリチンという有効成分が含まれており、これが皮膚炎や発疹などの肌トラブルをおさえる効果があると言われています。
チャ葉エキス(オーガニック)
チャノキ(茶の木)から抽出されるエキスで、殺菌、消炎、収れん、保湿、抗酸化効果が高い成分です。飲料としても馴染みのあるお茶の成分なので、安全性も高い成分です。
カミツレ花エキス(オーガニック)
カミツレ花エキスは、元祖オーガニックコスメと言われるWELEDA(ヴェレダ)のベビー向けアイテムで使用されている成分として有名かもしれません。カミツレはカモミールのことで、オーガニックスキンケアアイテムでは敏感肌用の成分として定番とも言えます。敏感肌用ということでやはり、抗炎症作用、また保湿効果や収斂作用、血行促進などがあります。
ローズマリー葉エキス・ローズマリー油
ローズマリー葉エキスは、優れた抗菌・抗酸化作用から天然の保存料として使われるます。アロベビーミルクローションにおいても、ナチュラルな防腐剤、保存料として配合されているのかと思われます。
ラベンダー油・ラベンダー花水(オーガニック
アロマオイルの中でも一番ポピュラーな存在のラベンダー油、ベビー用のアイテムで使われていることが非常に多い精油です。リラックス効果と殺菌効果がある天然のハーブです。香りを楽しむアロマとしても人気で、アロベビーミルクローションにもほのかにラベンダーの香りを感じます。
カニナバラ果実エキス(オーガニック)
カニナバラ果実エキスという名前ではなじみがありませんが、実はローズヒップ油のこと。「トレチノイン酸」という有効成分が肌のターンオーバーを高める作用があり、美容成分としてよく使われています。
タチジャコウソウ花/葉エキス
タチジャコウソウはタイムの別名で収れん、抗炎症、抗菌、抗酸化、血流促進効果などのあるハーブです。こちらはあまりスキンケアアイテムとして使われているものを見る機会が少なかったのですが、食用ハーブとしても使われる安全性の高い成分です。
キサンタンガム
キサンタンガムは食品や化粧品に粘りを出す増粘剤として使用される成分です。ローションの適度な粘り感を出すために配合されています。自然由来の成分かつ安全性も高いものなので、広く食品や化粧品に使われています。
トコフェロール
トコフェロールはビタミンEのこと。抗酸化作用があり、肌荒れを防止する成分です。
ダイズ油
ダイズ油はその名の通り大豆から抽出される油のこと。ダイズ油は肌の弾力のモトになるエラスチン(コラーゲンを支えてくれる繊維)を活性化、劣化を防いでくれる成分として注目されています。使われているスキンケアアイテムは少ないのですが、刺激も少なく伸びも良いオイルです。
ベヘニルアルコール
べヘニルアルコールは、ナタネ油から抽出される脂肪族アルコールで、高い乳化安定性があるため、乳液やクリームに配合されていることが多いです。
セテアリルアルコール
乳化剤の補助として配合されることが多い成分。皮膚を保護しなめらかにする作用があります。
ヒドロキシステアリルグルコシド
乳化剤として配合されています。
ステアロイル乳酸Na
乳化剤として配合されています、食品などでも使われることの多い成分です。
BG
BGはブチレングリコールという、化粧品の基材となる成分です。水とよく馴染み、高い保水性で肌をしっとりとさせる効果があります。抗菌効果もあるため防腐剤を補助する役割もあります。また特にビタミンCが配合されたアイテムではビタミンCの酸化防止剤としても使用されることが多いようです。BGは若干刺激がある場合もあるため、ナチュラル系オーガニック系のスキンケアアイテムがお好きな方は気にする方もいらっしゃいます。
ベンジルアルコール
ベンジルアルコールは抗菌作用に加え、植物エキスを溶かし込む溶剤としても使用される成分です。若干の刺激性がある成分です。
デヒドロ酢酸
防かび剤や殺菌料として食品などでも使用されることのある成分です。
※上記成分のうち、アルコールと名前がついているものがありますが、スキンケア商品でのアルコールは抗菌や消毒目的のエタノールを指しますので、上記の成分のうちアルコールと名前のある成分が配合されていても、アルコールフリーと表示できます。
アロベビーミルクローションはお肌の炎症を抑える成分が多めかも
アロベビーミルクローションの成分を一つ一つ詳しく調べてみた結果、個人的に気づいた点をまとめてみます。
全体的に成分が安全性が高いことはもちろんですが、他のベビー用保湿アイテムに比べて、お肌の炎症を抑えるための成分が種類豊富に含まれているように感じました。
アロベビーミルクローションの成分の内、特にお肌の炎症を抑えるための成分として働いていそうなものは以下の通り。(他にもあるかもしれませんが)
イタドリ根イキス
オウゴンエキス
カンゾウ根エキス
チャ葉エキス
カミツレ花エキス
ローズマリー葉エキス・ローズマリー油
タチジャコウソウ花/葉エキス
赤ちゃんの肌の保湿用のアイテムですが、保湿系の成分よりお肌の炎症を抑えるための植物エキスが豊富に含まれているという印象を持ちました。植物エキスは極少量入っているだけなので気休めという声もあるかもしれませんが、個人的に我が家の赤ちゃんの乳児湿疹対策に一番効果的だったのがアロベビーですので、炎症を抑える成分が多め・・・と言う点が特に気になりました。
他にもオリーブオイル単品、ホホバオイル単体、ワセリン(プロペト)、赤ちゃん用敏感肌用保湿剤(キュレルや和光堂のローションなど)、WELEDA、エルバビーバ、ママバターなどかなり色々な種類の赤ちゃん用保湿アイテムを試しましたが、保湿はそこそこ実感できるものの、乳児湿疹の改善にはつながらず、アロベビーはやはり炎症を抑えるための植物エキスが特徴的だなというのが実感です。
アロベビーはアマゾンや楽天でも赤ちゃん向け保湿アイテムとして人気がありますが、特に割引価格で販売されることはありませんので、購入は公式サイトが一番お得です。
公式サイトアロベビーミルクローション
尚、アロベビーミルクローションはビッグボトル(380ml)を定期で購入するのが一番お得です。肌に合って毎日ヘビーユーズする場合はビッグボトルがベストです。
我が家も今ではビッグボトルを使用しています。
参考記事アロベビーミルクローションビッグボトル愛用中