『エシカルコスメ』ってご存知でしょうか？
”エシカル（Ethical）”＝「倫理的」「道徳的」という意味の英語なのですが、エシカルコスメとは倫理や道徳的観念にまで配慮したコスメという意味。
今回はそんなエシカルコスメ、しかも国産のコスメである「スプーン・スプーン」さんのコスメをお試しできる貴重な機会を頂きました^-^。（ご紹介いただいたmicaさんありがとうございます！）
エシカルコスメとは？
『エシカルコスメ』という概念について少し触れておきますね。
エシカルコスメは、オーガニックコスメと近いものがありますが、オーガニックコスメはその原料や製造方法をオーガニックのものに限定したり、環境に配慮したものであるのに対し、エシカルコスメはその更に上をめざし、フェアトレードによる原産地の雇用促進を促したり、社会問題解決のために売上げの一部を寄付したりなど、コスメの生産消費過程を通じて倫理的、道徳的に社会に働きかけることまでを目指したコスメです。
被る内容も多いですが、エシカルコスメは以下のような特徴を有していることが多いです。
・肌と環境への負担を軽減するために極力化学成分を使用しない
・容器やパッケージについても簡素なものなど環境へ配慮している
・パッケージや容器がリサイクル可能なものを使用している
・フェアトレードによる原産地の雇用促進を促すための素材を選択している
・製造工程についても環境へ配慮した方法を実現している
・社会問題解決のために売上げの一部を寄付している
・動物実験を行っていない
などなど・・・
こういった項目のいくつかを満たしているものがエシカルコスメとして認識されているようです。
最近少しずつ耳にしますが、新しい概念なので知らない人も多いのではないでしょうか。
ちなみにスプーンスプーンさんでは、当然製品自体はオーガニックで肌にも環境にも優しいコスメですが、更にパッケージのタグにも書かれている通り、
「救う、を気軽に。」をコンセプトに障がい者の就労を支える仕組みに直接つながる取り組みをなさっているそう。
具体的には、スプーン・スプーンさんのコスメの生産、製造工程にできるだけ障がい者の方に関わってもらい、継続的に収入を得られるビジネスモデルづくりをはじめていらっしゃるということです。
私もちょっと自宅からは離れているのですが、障がいをお持ちの方々が運営していらっしゃるパン屋さんが横浜市内にあり、そこのパンが（特に食パン）が絶品なので、車で時間をかけて買に行ったりします^-^。
その時は社会貢献とか難しいことは考えず、ただ「美味しいパンが食べたい！！」という思いで行くのですが、コスメも「良いオーガニックコスメだから使いたい！！」という思いが遠回りでも障がいを持って一生懸命働いている方々が活躍できる場を広げる一助になるのなら本当に素晴らしいことですね！！
スプーン・スプーン化粧水、乳液、オイル、石けんフルラインで使ってみます！
まだしっかりと使っていないので使用感などはまた後日しっかりと記事にしますね^-^。
今回はスプーン・スプーンさんの化粧水、乳液、美容オイル、洗顔石鹸の4点をフルラインで試せそうです。
パッケージも簡素ながら素敵で、エシカルコスメという概念を除いてもかなり魅力的なコスメです。
ちなみに、スプーン・スプーンさんの製品は成分にかなりこだわりがあるのに価格はかなりリーズナブル。
化粧水単品で2,205円、化粧水と乳液セットだと4,200円と、高品質のオーガニックコスメ（エシカルコスメ）とは思えないほどのお手頃価格でお財布に優しいのも高印象です^-^。
エシカルコスメのスプーン・スプーンさんが気になる方は是非公式サイトをチェックしてみてくださいね。
＞＞国産エシカルコスメのスプーン・スプーン公式通販ショップ
エシカルコスメ他にどんなブランドがあるの？
最後におまけで、今回紹介したスプーン・スプーンさん以外にもエシカルコスメってどんなブランドがあるのかをちょっとご紹介しておきますね。
私が把握している範囲で、更にエシカルコスメ事態に明確な定義があるわけではないのでちょっと独断的になってしまいますが、参考にしてください。
●WELEDA（ヴェレダ）
オーガニックコスメとして超有名なWELEDA（ヴェレダ）もエシカルコスメに入ると思います。
WELEDA（ヴェレダ）は有機栽培（オーガニック）栽培された植物をフェアトレードにより調達しています。
●ジェリーク
オーストラリア生まれのコスメジュリークも、独自のジュリーク農園を運営したりオーガニック成分にかなりこだわっており、独自の自然美哲学を有したエシカルコスメです。
●フランシラ
フィンランド生まれのオーガニックコスメ。
精油を抽出した後の植物原料をコンポストとして森へ返すといった環境対策を行っています。
●ボルケニック・アース
メラネシアの小さな島国バヌアツの手摘み天然素材100％で手作りされたスキンケアブランド。
バヌアツの村人たちが手摘みで収穫して持ち込む素材は、村の現金収入を助け、教育や医療費などに使われているそうです。
他にもオーガニックコスメは基本的にエシカルコスメと言える部分もあるのですが、今回のスプーン・スプーンさんのように、社会問題へ積極的に取り組んでいるコスメは世界的にもかなり珍しいようです！！（寄付とかはよくありますが）
国産エシカルコスメのスプーン・スプーンの使用感については、またじっくり試してみてから記事アップしますね^-^。
おまけ：スプーン・スプーンさんの名前の由来は「すくう」と「救う」をかけたダジャレだそうです^-^。