先日記事で書いたオーガニックコスメと美白に関する記事。
参考オーガニックコスメと美白ケアのお話し
この『オーガニックコスメで美白したい』という方向けの記事で最後に少し触れた、国産オーガニックコスメ、HANAオーガニックの新商品『ホワイトジェリー』と『ホワイトクリーム』。
ホワイトクリームは6月発売なので(2016年7月に発売されました参考オーガニック×医薬部外品の美白クリームがHANAから発売です!)、まだ試せていませんが、先に発売されたホワイトジェリーについては既に現品手に入れていますので、使用感や特徴的な成分である『シナノピクリン(アーティチョーク葉エキス)』についてお伝えしておきますね。
尚、アーティチョーク葉エキスに含まれているシナノピクリンは、その抽出成分が「バイオベネフィティ」という名称で2008年に医薬部外品として承認されましたが、今回のHANAオーガニックのホワイトジェリーに関しては、医薬部外品の承認が受けれているコスメではありません。
なので、美白効果があると言われている「アーティチョーク葉エキス」配合ではあるものの、商品自体では「美白」と謳えない・・・ということを認識した上でお読みくださいね。
(ホワイトジェリーの公式ページでもホワイトケアといういい方はあっても、『美白』という文字は使ってないはずです。もどかしいですよね^^;)
公式サイトホワイトジェリー
ホワイトジェリーは、オーガニックコスメによる「ホワイトケア」に着目したHANAオーガニック渾身の美容液であるため、私も発売の話を知ってからずっと使ってみたいと思っていたアイテム。
当初は『オーガニックコスメなのに医薬部外品の美白コスメ※1が出るらしい』という噂だったのですが、ホワイトジェリーは医薬部外品ではなく、ちょっとがっかりしたのは正直な感想^^;。
そのため、次に発売される医薬部外品の『ホワイトクリーム』への期待も更に高まっています。
※1美白コスメとして医薬部外品の承認が取れると、科学的に美白効果がしっかり認められたオーガニックコスメということになります。
早速ホワイトジェリーを使い始めていますが、こちら使用感もかなり良いのですが、まずは特徴的な成分のことをしっかりとお伝えしていこうと思います。
この記事の目次
ホワイトジェリー全成分
まずは、HANAオーガニックホワイトジェリーのパッケージに表記されている全成分はこちらです。
100%天然由来にこだわっている点は相変わらずのHANAオーガニックですが、ホワイトジェリーの一番の特徴である『アーティチョーク葉エキス』が配合されていることに加え、漢方系の和漢植物エキスが豊富な点も特筆すべき点ですね!
一番の特徴はアーティチョーク葉エキス
今回のオーガニックホワイトケアアイテムとして発売された、ホワイトジェリーの一番の特徴はなんといっても「アーティチョーク葉エキス」配合であるということ。
アーティチョーク葉エキスといえば、個人的には毛穴ケアのコスメに配合されているものを使用したことがあったため、今回HANAオーガニックのホワイトジェリーについて詳しく話を聞いいて知ったのですが、アーティチョーク葉エキスは、肌のくすみや色素沈着を予防・改善する新たな美白成分として注目されている成分でもありました!
(和名では朝鮮アザミとも呼ばれていますね。)
アーティチョーク葉エキスは、一丸ファルコスさんというメーカーさんがアーティチョーク葉の抽出成分を「バイオベネフィティ」という商品名で2008年6月に医薬部外品として製造販売承認を受けたことから、化粧品に使える美白成分として注目されてきたもの。
一丸ファルコスさんは、アーティチョークの葉の部分に高い美白効果を持つ「シナノピクリン」と呼ばれる成分が豊富に含まれることを発見し、化粧品や機能性食品の有効成分として展開なさっているそうです!
「シナノピクリン」の美白効果などの詳しい内容は以下のページが参考になります。
リンクアーティチョーク葉エキスが医薬部外品として承認内外美容の「新・美容成分」として応用に期待
ただし、何度も書いて恐縮ですが、「シナノピクリン」を抽出した「バイオベネフィティ」自体の美白効果は承認されていますが、HANAオーガニクスのホワイトジェリーにアーティチョーク葉エキスが配合されているとはいえ、ホワイトジェリーが肌へどれだけの効果を与えてくれるかはエビデンスが取れていません。
残念ながらただ配合したからといって効果があるとは言えないのが現状です。(私は期待して使っていますが^^)
ただ、一刻も早く効果的に美白したいという方は、医薬部外品の美白コスメを使用するのが一番てっとり早いですし、悩みの深いシミにはオーガニックやナチュラル成分こだわらず、お薬だと思ってケミカル系の医薬部外品美白コスメを一時的に使うのは全然ありだと思います!
大阪の老舗漢方薬局の秘伝レシピ
またホワイトジェリーのもう一つの特徴が漢方のレシピを参考にした和漢植物配合であるという点。
山田薬研さんという大阪の老舗漢方薬局・生薬メーカーで20年以上アトピー性皮膚炎や肌荒れのための用いられてきた漢方のレシピとHANAオーガニックの元々の売りであるローズの力を融合させた配合になっているそう^^。
こういう漢方の秘伝レシピとか、オーガニックコスメ好きにはたまらないツボですよね♪
HANAオーガニック、ホワイトジェリー使用感やテクスチャなど
成分について、長々と書いてしまいましたが、気になる使用感についてもお伝えしますね。
HANAオーガニックの既存ラインと同じく真っ白なパッケージに包まれたホワイトジェリー。
ホワイトケアのイメージにもぴったりですが、これは元々神道の白から来ているイメージなんですよね^^。
ジェリー状で肌への浸透感も◎
成分的にマンダリンオレンジの色なのかな?と思っていますが、黄色いジェル状のテクスチャーです。
このジェル状のテクスチャーはシロキクラゲ多糖体という、保湿力たっぷりのぷるぷる成分が入っているため。
シロキクラゲ多糖体はヒアルロン酸をしのぐ保湿力のある成分で、お値段もお高い成分なんですよね^^。
ホワイトケアアイテムですが、保湿力もかなりしっかりしています。
また、ジェル状のテクスチャーって個人的には見た目はぷるぷるしていてすごく潤いそうなのですが、使用後肌のツッパリを覚えるものが多いイメージ。
けれど、ホワイトジェリーに関しては肌に乗せてなじませた後のしっとり感はなかなかのものでしたので、保湿という点でも非常に良い印象。
これまでのHANAオーガニックのアイテムは、保湿力に関して物足りない点が弱点だったのですが、この美容液の登場で保湿というポイントもカバーできそうです。
ムーンナイトミルクにホワイトジェリーを混ぜてもOK
そのため、HANAオーガニック既存ラインのオールインワン乳液「ムーンナイトミルク」ではどうしても保湿力が足りない・・・という場合などにホワイトジェリー美容液を一緒に使うというのもおすすめ。
もちろん別々に塗ってもOKなのですが、混ぜて使うとより使用感が良くなります^^。
ただ、ムーンナイトミルクとホワイトジェリーは同じHANAでもちょっと香りの印象が異なるので、それぞれの香りを楽しみたい場合は別々に使った方が良いかも。
ホワイトジェリーも公式では爽やかなローズの香りとあるのですが、個人的にはマンダリンオレンジの香りの方が印象的でした。
季節の変わり目や、花粉症時期は肌が敏感になっている方も多いと思うのですが、肌への刺激もなくホワイトケアとしてはもちろん、保湿や敏感肌を落ち着けるために使うスキンケアとしても非常に優秀ですよ!
このホワイトジェリー、発売されたばかり(3月14日発売)で現在ホワイトジェリー購入者にはHANAオーガニックのスキンケアライントライアルセットが無料でもらえるキャンペーンも開催されていますので、オーガニックコスメでのホワイトケアに興味がある方は是非チェックしてみてくださいね^^。
【追記】2016年7月に、医薬部外品の美白クリームがHANAオーガニックから発売されましたので、より確実にオーガニックコスメで美白したい方はこちらをチェックしてくださいね。
参考オーガニック×医薬部外品の美白クリームがHANAから発売です!
長期的にホワイトケアと保湿をオーガニックコスメで楽しみたい方にはホワイトジェリーの方がおすすめですよ^^。