オーガニックのアルガンオイルを美容オイルとして使用されている方は増えてきていると思いますが、やはりオイル美容(単品使いでの)は日本人にとってはまだ馴染みがない美容法かな~と感じています。
もちろん多くのスキンケアアイテムには植物オイルは配合されているのですが、アルガンオイルやホホバオイル単品で使用するのにはちょっと抵抗があるという方も多い気がします。
アルガンオイルやホホバオイルなどは美容効果も非常に高いですし、オイルという名前のイメージから想像される『オイルはべたべたする』という印象よりも、かなり肌なじみもよくべたつきを感じにくいのですが、やはり高品質な未精製オイルだと製品として開発された保湿ケアアイテムに比べると使用感や香りが気になる方もいらっしゃると思います。
とはいえ、オイル美容自体は私は乾燥する時期や季節の変わり目の揺らぎ肌の保湿対策としてはかなりおすすめですので、特に美容オイルとして知名度と人気の高いアルガンオイルを使いたいけど単品の使い方には慣れない・・・という方のために、アルガンクリームを試してみましたので、その使用感などをお伝えさせていただきますね。
この記事の目次
アルガンクリームといえば「ナイード」か「コディナ」
アルガンオイル高配合のアルガンクリームといえば私が真っ先に思いつくのが「ナイード」と「コディナ」の二つのブランド。
アルガンオイル自体は確かに色んなスキンケアクリームに配合されていますが、ほぼアルガンオイルがメインで精製されている有名どころなアイテムはこの二つのブランドのものではないでしょうか。
ただナイードの方は成分がアルガンオイルとミツロウだけなので、成分的には非常にシンプルで良いのですが、使用感の良さという点を求めるとコディナの方が良さそうです。
アルガンオイルとしての質自体はどちらも非常に質が高く、こだわりのあるアルガンオイルですので、成分のシンプルさ重視であればナイード、使用感重視であればコディナという選択でしょうか。
今回私が試しているのは、コディナのオーガニックアルガンクリームです。
コディナのアルガンクリームについて
まず、CODINA(コディナ)アルガンオイルクリームで使用されているアルガンオイルは、はフランスの植物油のオーソリティー(ミシェル・ポベダ氏)によって生み出された100%オーガニックの高品質な未精製オイルです。
その高品質はオーガニックアルガンオイルを高配合して作られているのがコディナのアルガンクリームで、当然メインはアルガンオイルですが、シア脂、今話題のココナッツ油(ヤシ油)、ゴマ油など数種類の植物油も配合されています。
また、フランスのオーガニックコスメ認証機関といえばエコサート(ECOCERT)ですが、エコサート(ECOCERT)よりも更に厳しい基準であり、全世界で20社のみに与えられた、厳しいオーガニック認証「ナチュール・エ・プログレ」を取得しているスキンケアイテムです。
先ほど、ナイードのアルガンクリームの方が成分的にはシンプルと書きましたが、コディナのアルガンクリームも配合されている植物オイルがアルガンオイル以外のものもあるというだけで、成分の質自体はかなり高く、オーガニックコスメ上級者でも納得できる成分だと思います^^。
コディナアルガンクリームの使い方
アルガンクリームの使い方については、特に「こうやって使いなさい!」という決まった使い方があるわけではなく、当然スキンケア用にクリームとしてケアの最後に使うもよし、化粧下地的に使うもよし、リップケアとして使うもよし、またボディの保湿用に使うもよしと体全体に万能に使うことができます。
ただ、オイルの場合は髪にも使えますが、クリームは髪にはちょっと使いづらいですね^^;。(使えないこともないのですが、ヘアケアとして使うのであればオイルの方が使いやすいと思います。)
またベビー用や子供用などの表記はないため、当然様子を見ながらの使用にはなりますが、ナチュラルな成分ですので、ベビーや子供の保湿ケアとしても使用できます。(ナチュラル成分だから安全というわけではありませんので、使用するときはお子さんの肌の状態を見て判断してくださいね。)
コディナアルガンクリームの全成分
コディナアルガンクリームの全成分は以下の通り。
水、ミツロウ、アルガニアスピノサ核油、シア脂、ヤシ油、ゴマ油、オリーブ脂肪酸K、ホホバ種子油、ヒマシ油、トラガント、ベンジルアルコール、ニオイテンジクアオイ油、乳酸、ホウ酸Na、デヒドロ酢酸
アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)とミツロウをベースにシア脂、ヤシ油(ココナッツオイル)、ゴマ油、ホホバ種子油など、人気の植物オイルも配合されています。
また、ニオイテンジクアオイ油(ブルボンゼラニウム)もアロマとして配合されており、アルガンオイル単品よりも香りの使用感が良くなっています。
コディナアルガンクリーム使用感
実際にコディナのアルガンクリームを使ってみました。
当然ながらオイルよりも更に肌なじみは良く、ハンドクリームとして使ってもその後すぐに作業できるほどべたつきはないです。
また、服の下になる部分(ボディ)に使ってもすぐに服が着れるため、お風呂上りにボディ用にも使いやすいですね。
オイルの場合も肌なじみはよいものの、やはり服の下の部分に使う場合は塗ってから少し肌に馴染むまで待って服を着ることが多いです。
テクスチャーとしてはクリーム状ですが、ややホロホロっとした印象。
これはコディナのアルガンクリームがケミカルな乳化剤を使わず、自然の成分が乳化剤(クリームに配合されている水と油を混ぜる働きをするもの)の役割を果たしているため、ケミカルなものよりは乳化の力が弱いためと思われます。
公式サイトには「ヨーグルト状のなめらかなクリーム」とありましたが、確かにヨーグルト状といういい方がぴったり^^。
肌なじみは全く問題なく伸びも良いです。
また、アルガンオイル特有のちょっと香ばしいような香りは苦手な方もいらっしゃると思うのですが、(我が家の娘がアルガンオイルの香りが苦手でした^^;)このコディナアルガンクリームはゼラニウムの香りが配合されているので、顔全体に使っても非常に癒される使用感。
個人的にはアルガンオイルの香りは嫌ではないのですが、癒される香り・・・とはちょっと違うのでアルガンオイルのちょっと香ばしい香りは顔全体などに使うときは合わない・・・という方にとっては非常にありがたい使い心地だと思います!
先ほどもチラッと書きましたが、我が家は娘ちゃんが同じコディナでもアルガンオイル単品の香りはあまり好きではないらしく、鼻の下の乾燥(冬場)などにはオイルを嫌がるのですが、今回のコディナアルガンクリームだったら問題なく塗ることができました。
アルガンクリームお試しサイズもありました
アルガンオイルといえばビタミンE高配合のアンチエイジング系オイルなので、最もその恩恵を受けやすいオイル単品で使いたい方は多いはず^^。(人気のあるコスメでもアルガンオイル配合と書いてあっても配合量は非常に少ないことが多いです)
ただアルガンオイル単品での使い方はちょっと慣れていないし、使い心地も合わない・・・という場合にクリーム状で一般的な保湿クリームと同じように使えるコディナアルガンクリームはなかなか優秀なアイテムだと思いましたよ!
私が今回使っているのは60mlで4,000円のタイプですが、もう少し少な目でお試ししたいという方は10mlで1,500円というタイプもありますよ。どちらも初回は送料無料なので、アルガンクリームを初めて使う場合はお試しサイズが良いかもしれません!